◆【山行日時】 2001年2月10日 くもり時々晴れ、にわか雪
◆【コース・タイム】
大鳥居前=20分=休み堂(一つめ)=25分(数分のロスあり)=笠形神社
=10分=展望が開ける地点=15分=笠の丸=15分=笠形山山頂
=15分=笠の丸=40分=仙人滝=30分=仙人滝コース登山口=20分=大鳥居前
◆【正味歩行時間】 3時間10分
◆【詳細】
神崎郡市川町最奥の集落、寺家の大鳥居前に駐車して登山道へ入る。笠形寺の脇を通りコンクリートの林道を何度か横切りながら進む。このルートを戻る場合、林道がかなり奥まで伸びているので、更に奥まで車で入れば時間を稼げそうだが、今日は仙人滝コースから下山予定なので仕方ないと納得。
休憩所が2箇所あり、それ以降やっと山道らしくなり、地道となった林道をもうしばらく行くと笠形神社の境内に出る。今までの林道が参道なら、ずいぶん長い参道だ。
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笠形神社境内 |
辺りは先日来の雪で真っ白だ。本格的な登山道はここから始まると言ってもいいくらいだが、辺りはスギの植林帯で展望は利かないし、陽が当らず凍てている個所もあって少し歩きづらい。その植林帯を過ぎると初めて展望のいい場所に出る。
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杉林をぬけると
展望が開ける |
やっと晴れやかな気持ちになれるところだ。明るいところを歩くのは気持ちのいいもので、ついつい足取りも軽くなった気がする。しかし、これから笠の丸までがもっともきつく、頑張りどころでもある。
笠の丸に着くと北側の展望が開け、笠形山山頂が直ぐそこに見える。尾根道の雪を踏みしめながら進むと神崎コース(詳細はこちら)との合流点があり、最後の少し急な坂を上りきると頂上に着く。
頂上からは、かろうじて、北の千ガ峰は見えるものの見晴らしは良くない。南に広がる播磨灘や北西の氷ノ山が見えることを期待していたが、残念ながらさっぱり見えなかった。
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頂上から千ガ峰(北)方面 |
昼食を終えた頃には雪もちらついてきたので下山にかかることにする。来た道を笠の丸まで戻り、ここからは予定通り仙人滝コースへ。
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下山路は鹿が原を経由、
仙人滝へ |
この辺りは鹿が原と言われるだけあって林の中の雪上にはシカの足跡が沢山あった。やがて雪も消え雑木林の中をグングン下って行くと仙人滝。
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仙人滝
(厳寒期には結氷も) |
ここで大休止。笠形神社手前で出会って以来ずっと行動を共にしてきた加古川から来られた人と話し込んでしまった。後は、荒れ気味の林道を下ると仙人滝コース登山口に着き、さらにアスファルトの道を大鳥居前へと戻った。
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仙人滝コース登山口 |
◆【ワン・ポイント・アドバイス】
笠形山に市川町からのコースで登るなら、このコース取りがベターだろう。
下山路に選んだ仙人滝コース、鹿が原以降はほとんど展望はないが、植林帯の歩行では味わえない深山を感じることが出来る。
一方、逆コースを取ると仙人滝から鹿が原までの登りが少しきつそう。
◆神崎町からのコース・データを見る
◆八千代町からのコース・データを見る
◆【笠形山の画像一覧はこちら】
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